web動画広告のメリットとは?テレビCMとの違いを徹底比較!
営業のいけさんです!
5Gの時代が到来し、スマートフォンでの動画視聴が定着する中でweb動画広告をやっていこうと考える担当者の方も多いと思います。
しかし、web動画広告が増加しているのは単にブームだからなのでしょうか?
同じ動画広告でもなぜwebなのか、なぜテレビなのか?
この両者のメリット・デメリットについて、徹底比較をしてみました!
目次
初めてインターネット広告費>テレビ広告費に
2019年、インターネット広告費がテレビ広告費をついに抜かしました。
電通によると2019年の総広告費は6兆9,381億円で、その額は2兆円を超えました。
それもそのはずで、番組ひとつとっても現在はスマートフォンさえあれば時間も場所も自由に閲覧することができますよね。
広告費に関しては今後ますますデジタルシフトが予想されますが、なぜインターネットなのか、その特徴を理解しているとより効果的な動画広告になるのではないでしょうか。
web動画広告 VS テレビCM、開幕!
それでは、今回は5つのポイントから両者を比較していきましょう!
配信目的
テレビCM出稿に携わる広告宣伝担当者107名を対象とした調査では、期待する効果について差が見られました。テレビCMが主に認知向上と購買促進で二分していることに対し、web動画広告では認知向上はもちろん、ブランド価値向上の割合が多くなっています。
15秒もしくは30秒という短い時間のテレビCMに比べ、比較的自由に尺を設定できるwebではストーリー性のある動画など、ブランディング向きの動画も有効だといえます。
出典:株式会社サイカ
ターゲティング方法
テレビCMの特徴はやはり一度に不特定多数の広い層に届けることができることです。テレビCMは主に放送地域や時間帯でターゲティングします。
またはタイムCMという予め決まった番組のCM枠内で放送することで、その番組を見ている視聴者に向けて配信することができます。
一方web動画広告では地域・年齢・性別・趣味嗜好までセグメントをするので、狙いたい特定の層のみに配信が可能になります。
このように、web動画広告は特定のターゲットのみ配信できるので、広告の無駄うちが圧倒的に少ないことが利点です。
動画の長さ
テレビCMは15秒か30秒と長さがほぼ固定されていますが、web動画広告は内容に合わせて長さの調節が可能です。しかし、5秒を過ぎると広告自体がスキップできるので、それ以降は見られないこともあります。長い動画をつくる場合は視聴者の興味を引き付ける工夫が必要になります。
広告に対するストレス
視聴者の広告に対する視聴態度も重要です。
テレビCMは主に番組と番組の間に流れるので、視聴者が比較的「広告がくる」という予測も立てやすくなります。
対するweb動画広告の場合は強制視聴になることが多く、視聴者の行動を阻みやすいです。
思い浮かぶのはYouTubeで動画を視聴する際に現れる広告でしょうか。
こうした広告は感じるストレスも多いので、嫌悪感を持たれやすくなります。
広告に対する信頼度
テレビCMはやはり信頼度が高いことが優位です。
特にインターネットでは情報が氾濫しており、どの情報が正しいのか?ということに消費者も敏感になっています。そのような点を考えると「テレビで見たことがある」という安心感はやはり大きいのではないでしょうか。
結論
どちらにも良さがある!!
そうなんです。
理想的なのは、サービスやその目的によって使い分けることだと思います。
しかし今後web動画広告の市場規模が伸びてくるのは必然的であり、また動画広告をはじめる企業にとってwebは挑戦しやすいというメリットもあります。
ですが、今回のようなデメリットも存在する。
例えば広告に対するストレスという部分は、視聴者のメディアリテラシーが向上し「これは広告だ」と思われた途端に拒否されているからです。
そのためweb動画広告を制作する際はポイントを抑えることが重要になります。
動画制作のポイントについてはこちらの記事で読めます。
YouTubeの動画広告はもう見ない? 見られる広告を制作するための3つのポイント
ぜひ参考にしてみてください!
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