これからはPinterest Adの時代??-気になる料金とその機能徹底解説-

カワノ

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世界で4億人以上のユーザー数を誇る、写真や動画を中心としたソーシャルメディア“Pinterest”で広告が載せられるようになりました。

今回は、そんなPinterest AdについてPinterestの基本情報から、気になる広告費までわかりやすくまとめます。

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Pinterestとは?

Pinterestとは、お気に入りの写真や画像を自分だけの「ボード」に保存するビジュアルディスカバリーエンジンです。

他のユーザーとコンテンツを共有する一般的なソーシャルメディアよりも、気に入ったコンテンツを検索し、収集する検索エンジンに近い特徴を持っています。

公式ホームページによると、Pinterestを利用するユーザーには、「アイデアを見つける」「新たなスキルを学ぶ」という2つのニーズがあります。[注1]

【引用】

  • アイデアを見つける

ユーザーは、画面をスクロールしながら「次に試したいこと」のアイデアを集めています。さらにPinterestを使えば使うほど、ユーザーの好みにぴったり合ったおすすめが表示されるようになります。

  • 新たなスキルを学ぶ

役立つアイデアや新たなスキルを学べる動画コンテンツも人気です。レシピやDIY、エクササイズ動画まで、クリエイティブで自分も試してみたくなるアイデアは多くのユーザーから高評価を得ています。

[注1] Pinterest:Pinterestでビジネスを加速させよう

https://business.pinterest.com/ja/how-pinterest-works/

【引用】

「試したいアイデアを集め、実現したい」「新たなスキルを学び、実行したい」という購買意欲が高いユーザーが多いため、Pinterestはビジネスシーンでも活躍しています。

実際に公式ホームページによると、Pinterestを利用し、新しい商品やブランドを発見した週間ユーザーの割合は80%に達しています。[注2]

また、Pinterestは無料でアカウントを作成できるのもメリットです。

たとえば、時計メーカーのMVMTの事例では、広告クリエイティブをPinterestで公開した結果、顧客獲得単価を従来の4分の1に削減することに成功しています。[注1]

日本でもPinterestに広告を掲載するPinterest Adが利用可能になった今、旅行やアパレル、グルメ、音楽、自動車、インテリア、ベビー用品など、さまざまなジャンルでビジネスチャンスが広がっています。

[注2] Pinterest:あなたのオーディエンスが集まるPinterest

https://business.pinterest.com/ja/audience/

Pinterestと他のソーシャルメディアとの違い

Pinterestのほかにも、FacebookやInstagram、Twitter、TikTokなど、さまざまなソーシャルメディアがビジネスに活用されています。

Pinterestと他のソーシャルメディアには、どのような違いがあるのでしょうか。

Pinterestの基本機能であるピン(Pin)とリピン(Repin)や、高度な画像検索機能、メインユーザー層の違いなど、Pinterestの3つの特徴を解説します。

ピンとリピンでお気に入りの写真を保存できる

Pinterestには、「ピン」と「リピン」の2つの基本機能があります。

Pinterestでは、ピンとリピンの2つの機能を使い、気になる写真を自分専用のボードに保存できます。

そのため、他のソーシャルメディアと比較すると、コンテンツの共有ではなく、収集や保存に近いサービスです。

広告クリエイティブをピンし、自社製品のボードを作成することもできます。

ピンした投稿にはリンクを設置できるため、Pinterestを通じて商品やサービスを販売可能です。商品の価格や在庫状況を記載した「プロダクトピン」も作成できます。

また、QRコードによく似たPinコードを店内に設置すれば、読み取ったユーザーが自社のボードにアクセスできます。

高度な画像検索機能で、ニーズに合った写真を探せる

Pinterestには、写真の範囲を指定して検索する「ズームイン検索」をはじめとして、高度な画像検索機能が用意されています。そのため、ユーザーがニーズに合った写真を見つけやすいのがPinterestの特徴です。

  • 写真の範囲を指定して検索するズームイン検索
  • 検索キーワードに関連した画像を表示するサジェスト機能
  • 類似性が高いピンをページ下部に表示する機能

Pinterestの上位検索キーワードをみると、97%は特定のブランドに関連のないもの(「キッチン デザイン」「モダン ベッドルーム」など)となっています。[注2]Pinterestの画像検索機能を活用すれば、購買意欲はあるものの、特定の企業やブランドへの関心がない潜在顧客にもアプローチできます。

[注2] Pinterest:あなたのオーディエンスが集まるPinterest

https://business.pinterest.com/ja/audience/

女性やZ世代のユーザーがメイン層を構成している

公式ホームページによると、日本におけるPinterestのメインユーザーは女性や若年層です。[注3]

また、子どものいるユーザーの割合も35%に達しています。他のソーシャルメディアと比較して、Pinterestなら女性や若年層、子育て中の世帯へ効果的にリーチすることが可能です。

[注3] Pinterest:ひらめきを行動につなげる「Pinterestアド」、登場

https://business.pinterest.com/ja/blog/pinterest-ads-launch-in-japan/

InstagramよりもPinterest広告??

Pinterestと同様に、写真や動画などのビジュアルコンテンツが主役のソーシャルメディアがInstagramです。InstagramもPinterest Adのように広告を掲載することができます。

InstagramとPinterestの違いは3つあります。

広告メディアとしてみた場合、Pinterestは投稿にリンクを設置できるため、外部サイトへの誘導や検索エンジンからの流入が期待できます。

また、Instagramほどの拡散力はないものの、情報収集に積極的で購買意欲の高いユーザーにリーチできるのが強みです。

Pinterest広告の仕組み

2022年6月1日より、Pinterestが日本で広告事業をスタートしました。

Pinterest Ad(Pinterest広告)の仕組みや、キャンペーンの目的、効率的な広告運用のために利用したいターゲティングフィルターについて解説します。

構造について

Pinterest Adの広告キャンペーンは、キャンペーン、アドグループ、広告の3つで構成されています。Pinterestビジネスアカウントを開設し、専用のアドマネージャーから簡単に広告キャンペーンを作成できます。

キャンペーン広告キャンペーン全体の目的や予算、スケジュールなどを決める
アドグループ商品やターゲットごとにアドグループを作成し、個別に予算やキーワードを決める
広告ピンビルダーを活用し、広告クリエイティブをピンとして公開する

キャンペーン(目的)

Pinterest Adは、広告の目的によって4種類のキャンペーンを選ぶことができます。

 目的入札方式
ブランドの認知度自社のブランドや商品、サービスの認知度を高める入札を自動で管理するか、インプレッション1,000回ごとのCPM(インプレッション単価)の上限を設定する
動画視聴回数動画コンテンツの視聴回数や平均再生時間などを高める動画を2秒以上視聴したユーザーを対象とし、視聴回数1回あたりのCPV(広告視聴単価)の上限を設定する
検討促進(トラフィック)ピンとして公開した広告クリエイティブのクリック数を高める入札を自動で管理するか、1クリックあたりのCPC(クリック単価)の上限を設定する
コンバージョン数Webサイトでの購入や会員登録など、コンバージョン数を高める入札を自動で管理するか、Pinterest経由で購買行動が発生したときのCPA(顧客獲得単価)を設定する

ターゲティングフィルター

Pinterest Adのアドグループでは、「オーディエンスリスト」「トピックとキーワード」「人口統計」「プレースメント」の4つのターゲティングフィルターを活用し、広告のターゲットを細かく設定することが可能です。

オーディエンスリスト既存の顧客リストにあるユーザーや、Webサイトに訪問したことがあるユーザー、ピンのクリックや保存をおこなったユーザー、他のオーディエンスリストのユーザーと似ているユーザーなどを抽出し、優先的に広告を表示させる
トピックとキーワードアドグループにカテゴリ(トピック)や任意のキーワードを追加し、興味関心を持っているユーザーに広告を表示させる
人口統計アドグループに「性別」「年齢」「エリア」「言語」「デバイス」などの基本情報を追加し、関連度が高いユーザーに広告を表示させる
プレースメント広告を表示させる位置を「ホームフィード」「検索結果」「関連するピン」のなかから選ぶ

広告作成手順

Pinterest Adで配信する広告は、ボートに保存したピンを活用することもできますが、新しく作成することもできます。アドグループの「ピンを作成する」を選び、以下の順番で広告クリエイティブを作成しましょう。

  • 画像・動画

ピンの素材として、ファイルサイズが20MB未満の画像ファイル(PNG、JPEG)か、2GB未満の動画ファイル(MP4、MOV、M4V)を用意する

  • タイトル

全角100文字までのタイトルを入力する

  • キャプション

全角500文字までの説明文を入力する

  • リンク

移動先のリンクを追加する

ピンを作成したら、Pinterestの広告ガイドラインに基づく広告審査がおこなわれます。公式ホームページによると、広告審査が完了するまで24時間かかる場合があります。[注4]

[注4] Pinterest:広告の審査

https://help.pinterest.com/ja/business/article/ad-review

4つのフォーマット

PinterestはInstagramと同様に、画像や動画を駆使したビジュアルに訴えかけるプロモーションが可能です。

Pinterestで作成するピンには、「静止画(スタンダード)」「動画(ワイド)」「カルーセル」「コレクション」の4つのフォーマットが利用できます。

静止画(スタンダード)●縦長または正方形の静止画を表示するシンプルなフォーマット
動画(ワイド)●4秒~15分(推奨6~15秒)の動画を表示し、視覚的なインパクトが期待できるフォーマット ●モバイル端末に対応したワイドサイズの動画も表示可能
カルーセル●複数の画像をピンに表示し、1つの商品を多角的に紹介したり、複数の商品をまとめて紹介したりできるフォーマット
コレクション●1枚のメイン画像と3枚のサブ画像を表示し、1つの商品をじっくりと紹介できるフォーマット

広告費

Pinterest Adは、前述の通りキャンペーンごとに入札方式が違います。

キャンペーン入札方式
ブランドの認知度インプレッション1,000回ごとのCPM(インプレッション単価)
動画視聴回数視聴回数1回あたりのCPV(広告視聴単価) ※動画を2秒以上視聴したユーザーのみ
検討促進(トラフィック)1クリックあたりのCPC(クリック単価)
コンバージョン数Pinterest経由で購買行動が発生したときのCPA(顧客獲得単価)

他のソーシャルメディアと同様に、原則として使った分だけ広告費が請求される仕組みです。

そのため、Pinterest Adの広告費は広告予算によって変動します。

ただし、アカウントごとに「お支払い基準額」が設定され、上限額に達した段階で請求がおこなわれます。

最初は「お支払い基準額」が50ドルに設定されるため、高額な広告費が請求される心配はありません。

まとめ

2022年6月1日に日本でもPinterest Adがスタートしました。Instagramと同様に、画像や動画を駆使した広告展開が可能です。

PinterestにはInstagramのような拡散力は期待できませんが、購買意欲が高いユーザーにリーチすることができます。

Pinterest Adに興味がある方は、この記事で紹介した広告の仕組みや広告クリエイティブの作成手順を参考にしてください。

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企画・マーケティング担当 SNSで人気のキャラクターのポップアップショップを数多く手掛ける。 ブログ運営歴2年 / Twitterフォロワー数1万人を目指す。

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