動画のテロップの入れ方は超重要!テロップの必要性や入れ方を解説

齊藤 一樹

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動画のテロップで理解度を上げよう!テロップの入れ方や おすすめフォントも紹介

動画のテロップは、音が無くても動画を理解してもらうための重要な要素となります。

内容の理解の補助だけではなく、背景やエフェクトをかけることにより、動画自体が華やかになる側面があります。

本記事では、テロップの概要や必要性、テロップにおすすめのフォントなどを解説します。

テロップ作成に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

動画のテロップの必要性

テロップは動画をより魅力的に、そしてアクセスしやすくするための大切な要素です。主な必要性として以下が挙げられます。

  • ・聴覚障害のある方にも動画の内容を伝えられる
  • ・動画で話している内容の補助になる
  • ・音が無くても動画を理解してもらえる
  • ・注目してもらいたい点を際立たせられる
  • ・フォントにエフェクトを付けて動画を装飾できる
  • ・SEO対策になる

聴覚障害のある方にも動画の内容を伝えられる

動画のテロップは、聴覚障害のある方にとって非常に重要です。音声だけでは伝わりにくい情報をテキストで補完することで、より多くの人に動画の内容を理解してもらえます。

テロップは字幕として機能し、動画のアクセシビリティ(障がい者が健常者と同様にサービスを利用できる指標)を向上させます。

動画で話している内容の補助になる

テロップは、動画の主要なポイントや重要な情報を強調し、視聴者が内容を理解しやすくする役割があります。

話している内容とテロップが連動していることで、情報の理解度が高まり、視聴者の興味を惹きつけられます。

また、投稿者の滑舌が悪くても内容を理解してもらえるため、話すことに自信がない方にとっても重要な要素といえるでしょう。

音が無くても動画を理解してもらえる

テロップを使用することで、音声がなくても動画の内容を理解してもらえるようになります。

特に、動画を見る環境が騒音のある場所だったり静かな場所であったり、スピーカーの音量を下げている場合には、テロップが重要な情報伝達手段となります。

電車やバスなどでイヤホンを忘れてしまっても、動画の内容を理解できるのでわかりやすいところがテロップの入った動画の強みです。

注目してもらいたい点を際立たせられる

テロップは文字としての表現だけでなく、デザイン性を活かして注目を引くことが可能です。

特定のキーワードや重要なポイントにエフェクトや色を使って目立たせることで、視聴者の関心を集める効果があります。

フォントにエフェクトを付けて動画を装飾できる

テロップは単なる文字だけでなく、フォントにエフェクトを加えることで視覚的なインパクトを持たせられます。

アニメーションや色の変化などを使い、動画の雰囲気やテーマに合った装飾を付け、動画に華やかさをもたらせます。

SEO対策になる

テロップには動画の内容やキーワードを適切に反映させることで、検索順位にも影響を与えるといわれています。

テキスト情報が豊富に含まれていることで、動画の検索結果にも表示されやすくなります。

諸説はありますが、上位に表示されることによって認知度は高くなるので、注意しながら進めましょう。

テロップを付ける際のコツ

テロップを付ける場合、以下の6つのコツを抑えておきましょう。

  • ・要点を抑えて文字数が増え過ぎないようにする
  • ・表示時間に注意して動画とずれないようにする
  • ・モーションを付ける
  • ・色が背景と同化しないように注意する
  • ・フォントは基本的に明朝体やゴシック体系フォントで見やすくする
  • ・テロップ色は、基本3色多くて4色に抑える

要点を抑えて文字数が増え過ぎないようにする

テロップは短く簡潔な表現にすることが重要です。

要点を抑えて必要な情報を端的に伝えることで、視聴者の集中を保ち、情報をスムーズに理解してもらえます。

表示時間に注意して動画とずれないようにする

テロップの表示時間は適切に設定する必要があります。

動画のスピードとテロップのスピードにずれが生じると、視聴者の理解に支障をきたす可能性があるので調整が必要です。

ずれがある場合、動画の再生を途中で止められてしまう可能性も高まるので、丁寧にテロップ付けを行いましょう。

モーションを付ける

静止したテロップよりも、アニメーションや動きを付けることで視覚的に惹きつけられます。

一方で、過度なモーションは視聴者の注意を散漫にする恐れがあるため、適度な演出が重要です。

色が背景と同化しないように注意する

テロップの色は背景との相互性を考慮し、視認性を高める必要があります。

背景色と同化してしまうと読み取りが困難になりますので、適切な配色を心掛けましょう。

フォントは基本的に明朝体やゴシック体系フォントで見やすく

テロップは、煌びやかさや可愛さより見やすさが重要です。

そのため、読みやすいことを第一に考えて明朝体やゴシック体系のフォントを使用しましょう。

テロップ色は、基本3色多くて4色に抑える

テロップ色の種類を増やし過ぎると、目がちかちかしてしまい、鮮やかというより不快な印象を与えてしまいます。

そのため、テロップ色は基本的に3色に抑え、多くても4色までが良いです。

選ぶべき色は、基本的に背景に対しての反対色をベースとして、際立たせたい箇所に赤や金色などを使いましょう。

自社のテーマカラーがあれば、適当な頻度で使用するのも良いです。

動画のテロップの入れ方

動画に併せてテロップを配置する

横断歩道を渡る人の画像

引用元:Capcut

テロップは動画の内容や流れに合わせて配置することが大切です。

重要なポイントが出るタイミングや、情報が必要とされるシーンに合わせて適切なタイミングでテロップを挿入しましょう。

要点を抑えて、各シーン毎にテロップを出すと聴覚障害のある方にも優しい動画となります。

テロップの背景やエフェクトを設定する

横断歩道を渡る人の画像

引用元:Capcut

テロップにモーションやエフェクトを付けることで、より視覚的に引き立てられます。

アニメーション効果や文字のフェードイン・フェードアウトなどを使い、動画にメリハリを持たせましょう。

動画と文字があっているか最終確認する

動画と文字があっているか最終確認している画像

引用元:Capcut

テロップを入れた後は、動画全体とテロップの相性や位置が適切であるか最終的に確認することが大切です。

視聴者の視点から見てわかりやすく、邪魔になっていないかやズレがないか確認しましょう。

テロップに付けるべき装飾

ドロップシャドウ

テロップにドロップシャドウを付けることで、文字が浮き上がったような立体感を演出します。影の程度や方向を調整することで、テロップを背景から際立たせられます。

縁取り

文字に縁取りを加えることで、テロップが背景から切り離されて視認性が向上します。

色や太さを調整することで、目立つ効果を与えることが可能です。

フレーム

テロップにフレームを付けることで、囲まれたデザインに仕上げられます。

フレームのデザインは動画のテーマやコンセプトに合わせて選ぶことによって、統一感のある演出ができます。

背景

テロップの背後に半透明の背景を付けることで、文字をより目立たせられます。

背景の色や透過度を調整することで、テロップが視聴者の目に留まりやすくなります。

見やすいテロップ向けのフォント

テロップを付ける際に、おすすめしたい3つのフォントを紹介します。

  • ・自家製 Rounded M+
  • ・鉄瓶ゴシック
  • ・たぬき油性マジック

動画編集ソフトに、初めからインストールされているフォントでも良いですが、こだわりたい方は以下のフォントを利用してみてください。

自家製 Rounded M+

自家製 Rounded M+のロゴ画像

画像引用:自家製フォント工房

自家製 Rounded M+は自家製フォント工房が提供するフリーフォントです。

やわらかい雰囲気があり、テロップ向きのフォントといえます。

同社は、丸ゴシックだけではなく角ゴシックも提供しているため、動画にあったフォントを選びましょう。

完全無料で利用可能なのも、嬉しいポイントです。

鉄瓶ゴシック

鉄瓶ゴシックの画像

画像引用:フォントな自由

鉄瓶ゴシックは【フォントな自由】が提供するフリーフォントで、鉄のような硬いイメージで造られています。

文字がはっきりしているため、テロップにも利用しやすいといえるでしょう。

同サイトでは、鉄瓶ゴシック以外にも複数のフォントを提供しているため、気になるフォントがあれば使ってみてはいかがでしょうか?

たぬき油性マジック

たぬき油性マジックの画像

画像引用:たぬきフォント

コーポレート・ロゴ

コーポレート・ロゴの画像

画像引用:LOGOTYPE

コーポレート・ロゴはLOGOTYPEが提供するフリーフォントで、会社のロゴに使われるようなイメージで作られています。

ゴシックに近いフォントであり、どこかやわらかいデザインなので見ていて疲れません。

その他にも、同サイトはゴシック系のフォントを多く提供しているため、自社の動画にあったフォントを選びましょう。

動画のテロップはアクセシビリティとユーザビリティに起因する

動画のテロップを設定することにより、動画の視聴者の満足度が変わります。

本文で紹介したように、耳が聞こえない方でもテロップが丁寧に付けられていることにより、動画の内容を理解できます。

また、音を出せない時でも動画を楽しめるようになるため、通勤通学中の人にも動画を視聴してもらえます。

動画の装飾にも使えるため、ユーザビリティ(ユーザーの使い勝手)が向上し、合計の再生回数も上がりやすくなります。

一方、いきなりユーザーが満足するテロップを作れるわけではないため、プロの手を借りる必要があります。

当社では、ショートムービーの運用代行サービスを提供しているため、テロップ付け含めご相談ください。

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マーケティングプロデューサー/ SEO対策や広告支援、サイト改善施策サービスを提供。 コンテンツマーケティングに強みを持ち、累計8,000記事の作成実績あり。 企業のWebマーケティングの内製化支援も行っている。

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