Canvaでリール動画を作る方法!作成のポイントや企業事例も紹介
「Instagramでリール動画を投稿したいけど、動画作成ソフトは何がおすすめ?」
「デザインスキルがなくても、簡単に動画を作れる方法が知りたい」
このような疑問にお答えするため、今回はデザインツール「Canva」について解説します。
・Canvaのメリット
・Canvaでリール動画を作成する手順、ポイント
・リール動画の企業事例
上記について解説しているので、「これからリール動画作成に挑戦したい」「Canvaを使ってみたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
目次
リール作成におすすめのツールCanva
Instagramの「リール」とは。15秒〜90秒の動画を共有できる機能です。アカウントに投稿したリール動画は、検索結果一覧の画面や「リール」タブに表示されます。「リール」タブでは、スクロールでさまざまなリール動画を閲覧できます。リール動画によって、これまでリーチできていなかったユーザーにもアプローチできる可能性がある点がメリットです。
リール動画の作成には、Canvaというツールがおすすめです。Canvaでリール動画を作るメリットを、次の章より解説します。
Canvaでリールを作成するメリット
Canvaを利用してリールを作成する以下の3つのメリットについて解説します。
・無料プランがある
・複数のプラットフォームに直接投稿が可能
・無料の素材やテンプレートを利用できる
無料プランがある
Canvaのメリット1つ目は、無料プランでリール動画を作成できるという点です。
Canvaには、FreeとPro、Teamsの3つのプランがあります。Freeプランは素材やテンプレートの制限はあるものの、基本的な機能は無料で使うことが可能です。
動画の質にそこまでこだわらない場合や、試しに触ってみたい、まずはCanvaに慣れたい場合は、無料のFreeプランから始めてみることをおすすめします。
複数のプラットフォームに直接投稿が可能
メリット2つ目は、複数のSNSに動画を直接投稿できるという点です。
CanvaはInstagramをはじめ、TikTokやyoutubeなど複数のプラットフォームと連携が可能です。作成した動画を複数のプラットフォームに同時投稿することで、複数のSNSにコンテンツを簡単に投稿できます。
また、それぞれのSNSに適したフォーマットが用意されているので、画像サイズなどを自分で調節しなくて良いという点もメリットです。
無料の素材やテンプレートを利用できる
Canvaでは、リール動画に使う素材やテンプレートを無料で利用できるという点もメリットです。
引用:Canva
素材を使うことでおしゃれな雰囲気やかわいらしい雰囲気の動画を作成したり、ユーザーの目をひきやすい演出をしたりすることができます。素材を一から作らずに済むので、デザインスキルを持っていない場合でもリール動画を作れるという点がメリットです。
Canvaでリールを作成する手順
Canvaでリールを作成する手順について、実際のスクリーンショットをまじえながら解説します。
Canvaにログインし、リール用のファイルを新規作成する
まずは、Canvaにログインして画面右上の「デザインを作成」をクリックし、リール用のファイルを新規作成します。
左上の「ファイル」から「リール」と検索し、「Instagramリール」をクリックします。
テンプレートを選ぶ
次に、テンプレートを選びます。テンプレートではすでに短い動画が用意されていて、テキストを入力したり装飾を追加したりするだけで動画が作成できます。
使用したいテンプレートをクリックすると、編集画面に反映され、動画の長さを調節できます。
動画をアップロードする
使用したい動画をCanvaにアップロードします。アップロードは左側のメニューの「アップロード」ボタンから行います。
テンプレートのあとに動画を挿入する場合は、ページ下部のエディターの「+」ボタンをクリックしてから動画を挿入します。
動画を編集する
動画が長い場合は、短く編集することも可能です。エディターの動画にカーソルを合わせると出てくる「↔️」ボタンを左右に動かすことで、動画の長さを調整できます。
テキストや装飾をつける
動画にテキストや装飾をつけて動画を編集します。装飾は、オリジナルの画像素材を使うことも可能ですし、Canvaの素材を利用することもできます。
音楽をつける
動画の編集ができたら、音楽をつけます。音楽データを持っている場合はアップロードして、Canva上で動画に合わせます。
音楽データを持っていない場合は、Instagramにアップロードする際に、Instagram上で提供されている楽曲と組み合わせるのがおすすめです。
完成したリール動画を確認し、アップロードする
リール動画が完成したら確認し、問題なければInstagramにアップロードします。Instagramの投稿画面上で楽曲をつけることも可能です。
キャプションとタグをつけて、動画を投稿します。
リールを作成する際のポイント
リールを作成する際は、以下のポイントを重視しましょう。
・情報を詰め込みすぎない
・ファンになってもらえるような動画を心がける
・著作権に気をつける
情報を詰め込みすぎない
1つ目のポイントは、動画に情報を詰め込みすぎないようにするという点です。
情報を詰め込みすぎると、ユーザーの理解が追いつかず、飽きてしまうことが考えられます。ユーザーが飽きてしまうと、動画の視聴を途中でやめてしまう可能性があります。
ユーザーを飽きさせないようにするには、情報を厳選する、テンポを良くする、導入を長くしすぎないなど、できるだけ長く視聴してもらえる工夫が重要です。
また、テキストで情報を詰め込みすぎると見にくくなるので、テキスト量にも注意しましょう。ただし、情報量が少なすぎてもユーザーの満足度を上げられないので、適切な情報量を心がけることが重要です。
ファンになってもらえるような動画を心がける
ポイント2つ目は、リール動画を通じてファンを増やせるような動画作りを心がけることです。
リールでは、ファンを増やすことを目的に、ユーザーが有益と思える情報を定期的に発信するのがポイントです。商品の宣伝が多すぎるとユーザーに嫌悪感を持たれる可能性があるので、ユーザー目線でコンテンツを考える必要があります。
消費行動モデルにもとづき、Instagram上でユーザーとの関係性を構築してから、商品の紹介や自社HPへ誘導するのがおすすめです。消費行動モデルの一例に「DECAX」があります。DECAXについては以下の記事で詳細に解説しているので、あわせてご参照ください。
DECAXとは?コンテンツマーケティングにおける消費者行動を解説
著作権に気をつける
3つ目のポイントは、著作権に気をつけて動画を制作することです。
動画に楽曲を使用する際も、音楽は著作権があるので基本的にInstagram上で追加できる楽曲を使用するのがおすすめです。テレビ番組や映画、ドラマなどの切り抜き動画も、無断で行った場合は著作権違反となります。
また、他のユーザーが作成したリールやYouTube動画などを無断でダウンロード、あるいはスクリーンショットをして転載するのは著作権違反となるので注意が必要です。
SNS動画における楽曲の著作権については、以下の記事で詳細に解説していますのでご参照ください。
TikTokで楽曲の利用が著作権侵害に!?引っかからない方法を解説
リールを活用している企業事例
「リール動画を投稿してみたいけれど、どのような動画を作ればいいか思いつかない」という方も多いと思います。
この章では、Instagramのリールを活用している企業の事例を3つ紹介します。ぜひリール動画作りの参考にしてみてください。
DELISH KITCHEN
国内最大級の規模を誇るレシピ動画サイト、DELISH KITCHENのInstagramアカウントの事例です。
DELISH KITCHENのInstagramでは、夕食やおつまみ、お菓子などさまざまなメニューのレシピ動画が掲載されています。
レシピ動画は、リール動画の人気ジャンルの1つです。リールのレシピ動画に興味をもったユーザーが、レシピの詳細を確認するためにアプリをダウンロードする効果が期待できます。
LOHACO(ロハコ)
食品や生活用品を扱う通販サイト、LOHACO(ロハコ)のリール動画では、商品を実際に使用しているところを動画にしてリールで公開しています。
通販サイト上だけでなくInstagramでも商品を紹介することで、ユーザーに商品を知ってもらうきっかけを増やすことができます。また、動画によって商品の見た目や使い方をリアルに伝えられるので、ユーザーの購買意欲を高める効果が期待できます。
ANA
航空会社ANAのInstagramでは、機体やスタッフ、整備士の紹介動画を公開しています。
実際に働いているスタッフを動画で紹介することで、親近感を持ってもらえる効果が期待できます。
また、有名な観光地やホテルの動画を配信し、興味をもったユーザーにANAのサイトから旅行プランを予約してもらうよう促しています。
まとめ
Canvaは、テンプレートや素材を活用することによって、簡単にリール動画を作成できるデザインツールです。無料プランもあるので費用をかけずにリール動画を作成できます。
リールは、フォロワー以外にもアプローチしやすい機能です。動画はユーザーの印象に残りやすいので、リール動画がきっかけでファンが増えれば顧客の増加や売上げの向上にもつながります。
ポストメディアでは、動画広告やSNS広告の運用代行サービスを行っています。
「InstagramやSNSを運用しているけど、なかなか成果がでない」「リソースが足りないので運用を任せたい」という場合は、ぜひお気軽にお問合せください。
- この記事が気に入ったらいいね!しよう
-
広告・PRなどに関するご相談はこちら!
弊社では「広告活動を通じて、生活者の人生と社会における幸せの総量を最大化する」 というビジョンをもとに、広告・PRに関する様々なご相談を承っております。 お気軽にお問い合わせください!