アパレル業界でインスタグラムを上手に活用!企業アカウントで発信すべきこと
こんにちは!マーケターのカワノです。
近年コロナウイルスの影響でネットショッピングの需要が高まりつつあるそうですね。
私は普段ネットショッピングはほとんどしないのですが、自粛期間中は色々なサイトやSNSを見ながら欲しいものを探していました。
特に服に関しては、オシャレな人のインスタを見ながらタグ付けされた企業の公式アカウントに飛んで新たにお気に入りのブランドを開拓したりしていました。
そこでふと思ったのが、ネットショッピング需要が高まってきている今だからこそ、インスタグラムに力をいれるべきなのではないかと。
とはいえ、むやみやたらにインスタグラムを始めても効果がイマイチ把握しづらく諦めてしまう担当者も多いはず。
そこで今回は企業の公式アカウントとしてインスタグラムを運用する担当者に向けた、
アパレル企業ならではのSNS運用をお伝えしていこうと思います!
目次
SNS時代のアパレルマーケティングとは?
SNSの中でも写真に特化しているツールとして有名なインスタグラム。
商品をどれだけ魅力的に見せるかが大事なアパレル業界において、インスタグラムは非常に適したツールといえます。
しかし、一方的な広告の発信は消費者も広告をされていると気が付きやすいので、情報がピュアに届きづらかったりします。
特にアパレル業界においては、現場でのリアル接点があるのでエンゲージメント(思い入れ・親密度)を高めやすい状態にあり、それをオンライン接点に応用していくやり方が望ましいです。
まずはインスタグラムでスタッフアカウントを開設
大体の企業が公式アカウントしか持っていないのではないでしょうか?
公式アカウントの主な目的はブランドの情報発信を行うことで集客につなげることです。
しかし、一方的な広告の発信だけではなかなかユーザーの心に届けることはできません。
そこで、公式アカウントだけでなくスタッフアカウントも活用することが重要になっていきます。
企業アカウントとスタッフアカウントを分ける必要性とは
先ほどお伝えしたように、企業アカウントの一方的な情報発信だけではなかなかユーザーの心に届けることはできません。
そこで公式アカウントにフォロワーをつけるのではなく、スタッフアカウントを開設し企業アカウントの投稿をリポストしてもらうという方法をとります。
リポストだけでなく、自社商品の服を自分流のアレンジで着こなして商品をタグ付けすれば企業アカウントでの投稿よりナチュラルにユーザーに届けることができます。
そうすることで、広告色の強かった投稿が、スタッフアカウントを介することにより一気に身近に感じられるようになります。
より多くのユーザーの心に届けるためにも、企業アカウントとスタッフアカウントを上手く活用していきましょう!
アパレル企業がインスタグラムで投稿すべき内容とは
企業アカウントを運用する上で大事なことは、ニュースリリースを意識することです。
ニュースリリースとは、自社サイトなどで一次情報を発信することです。
そうした情報を発信することでメディアにも取り扱ってもらいやすくなります。
ということで、1つ目は
新作情報やキャンペーン情報
新作の発表やキャンペーン情報などは、できるだけすぐに発表する必要があります。
中でも画像・動画を中心としたインスタグラムでは、視覚情報も合わせて即座にユーザーに伝えられるので非常に効果的です。
フィード投稿だけでなくストーリーズも活用してより多くのユーザーの目に留まるようにしましょう。
そして2つ目は、
アパレルブランドの世界観
インスタは特にブランドの世界観を表現しやすいツールです。
写真加工アプリなどでブランドのコンセプトに基づいた写真加工を施したり、できるだけ統一した雰囲気の投稿をすればそれだけで世界観を伝えられます。
例えばこちらのレディースブランドdazzlin(ダズリン)では、背景のトーン、余白の取り方などが統一されていて、ブランドコンセプトの「Healthy sweet casual」が表現されています。
このように自社ブランドのコンセプトに基づいて世界観を発信していきましょう!
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグとはテキスト部分に入力する「#+ワード」の部分のことを指します。
インスタグラムにおいてハッシュタグはとても重要です。
なぜかというと、ワードに#を付けるとそれだけでそのワードがラベリングされ検索されやすくなります。
なので最低でもブランド名や商品名、流行らせたいキャンペーン名などは必ずいれるようにしましょう。
最大30個までハッシュタグはつけられるので、より多くのユーザーに見てもらうために、投稿に適したハッシュタグを選定してつけていくと効果的です。
ハッシュタグの選定の仕方はこちらの記事をご参考に!
ストーリーズを活用する
日本は世界有数のストーリーズ大国で、デイリーアクティブユーザーの70%がストーリーズを利用し、1日あたり投稿されるストーリーズの数は700万投稿にものぼります。
投稿して24時間で消え、残らないという点が気軽にストーリーズを活用できるポイントなのではないでしょうか。
このような点から、新作情報やキャンペーン情報などをより多くのユーザーへリアルタイムで届けたい店舗にとってストーリーズはとても適している機能であると言えます。
またインスタグラム側からアクティブアカウントと判断されると評価が上がり優遇されやすくなるので、フィードより気軽に投稿できるストーリーズを活用していくことがおすすめです。
インスタグラムのストーリーズ活用方法はこちらの記事をご覧ください。
リール投稿で商品をアピールする
アパレルブランドはリールで着用動画を投稿するのがおすすめです。
画像だけでは伝わりきらない商品の形や雰囲気、柔らかさなどを表現することができるので商品の魅力を存分にアピールすることができます。
IENAではスタッフさんが商品を着用し、一つの動画で5パターンくらいの服装に着替えそれぞれの服の魅力を動きとともに伝えています。
画像だけではなく動画にすることで、商品の質感なども伝わりやすいです。
また動画に合わせて音楽もつけられるのでブランドの世界観も表現しやすくなります。
詳しいリール投稿の活用の仕方はこちらから↓
投稿に商品タグをつける
せっかくなら投稿に商品をタグ付けして、ユーザーがショッピングサイトへ移動しやすくしましょう。
インスタグラムに商品をタグ付けするには、フェイスブックと連携させフェイスブックの商品カタログに商品を登録する必要があります。
少し手間はかかりますが、インスタグラム投稿から商品のショッピングページにすぐに移動できるので、ユーザーが商品を格段に購入しやすくなります。
この写真のように一つ一つの商品に合わせてタグを付けることが可能なので、どんどん活用して新規顧客の獲得や購買数UPに繋げていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは主にインスタグラム企業アカウントで発信すべき内容についてお伝えしていきました。
今回の重要ポイントは、
・企業アカウントは広告用、投稿はスタッフアカウントにリポストしてもらう
・ブランドの世界観を表現する
・ハッシュタグを最大限に活用する
インスタグラム運用は奥が深くてまだまだお伝えしきれていないことがたくさんあります。
「スタッフアカウント編」はこちらの記事をご覧ください。
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