bingとgoogleの違い7つ&知っておきたいbingの特徴|世界シェアトップ2を比較
私達が日々インターネットを利用するには、検索エンジンが欠かせません。
世界的にはGoogleとbingのシェア率が高く、この2つで世界の94.9%シェアを占めています。
世界的にトップのGoogleとbingには、どのような特徴があり、違いがあるのでしょうか。
検索エンジンとしての使い方の違い、SEO対策をしていく面での違い、また広告を出稿する際のポイント等についてまとめました。
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↓↓各国の検索エンジンのシェア率を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓↓
目次
bingはマイクロソフト社の検索エンジン
bingは検索エンジンのひとつですが、日本で生活していると多くの人がGoogleを利用していますので、あまり認知度が高くないかもしれません。
Google社の検索エンジンである「Google」に対し、「bing」はマイクロソフト社が提供する検索エンジンです。
bingという言葉の由来は中国語で、頼まれれば断らないという意味がある「有求必応」からとっています。
必応の発音から、bingという名前がついたといわれています。
Windows10以降のPCモデルのマイクロソフトブラウザには、デフォルトで設定されています。
「ブラウザを立ち上げたらGoogleではなくbingが表示された」という経験のある方もいるのではないでしょうか。
bingとGoogleの違い
マイクロソフト社のbingと、Google社のGoogleは、どのような違いがあるのでしょうか。
どちらも検索エンジンではありますが、このような違いがあります。
- bingとGoogleの検索アルゴリズムの違い
- bingとGoogleの検索結果表示の違い
- bingとGoogleの画像検索の違い
- bingとGoogleの動画検索の違い
- bingとGoogleの予測変換の違い
- bingとGoogleのSEO対策の違い
- bingとGoogleの翻訳機能の違い
bingとGoogleの検索アルゴリズムの違い
私達が日常的に使う検索エンジンは、各社の独自のアルゴリズムによって検索結果が表示されています。
bingもGoogleも検索エンジンのアルゴリズムについての詳細は公開されていませんが、アルゴリズムの精度に違いがあるようです。
bingとGoogleに共通する点としては、どちらもユーザーが求めている情報を的確に表示するという点です。
GoogleはYMYLやE-E-A-Tといった仕組みを重視しており、サイトの信頼性に重きを置いているといえます。
bingの検索アルゴリズムの特徴
bingの方がGoogleよりも、よりメタディスクリプションやSNSシェア数に重きを置いていると考えられています。
メタディスクリプションとは、記事の概要で、検索画面に表示されます。
ユーザーに有益性のある情報が掲載されているかという意味で、メタディスクリプションが重視されているのでしょう。
またサイトの滞在時間もより重視されていると心得ておきましょう。
ユーザーが最後まで読みたい情報を提供しているか、という評価につながっています。
bingとGoogleの検索結果表示の違い
bingとGoogleは、検索した後の検索結果の表示画面に違いがあります。
Googleよりもbingの方が画像表示の数が多く、視覚的に一瞬で検索結果がわかりやすい表示となっています。
さらにbingには時間指定という検索機能があり、以下のような区切りで検索が可能です。
- すべて
- 24時間以内
- 1週間以内
- 1ヶ月以内
- 過去1年
また「〇月〇日~〇月〇日」と、自身で期間を設定しての検索もできます。
bingとGoogleの画像検索の違い
Googleの画像検索は「Googleレンズ」を使用します。
画像を撮影するだけで、簡単に被写体の詳細を検索できる機能です。
bingでもテキストを打たない画像検索が可能で、さらに画像の文字を自動でテキスト出力する機能があります。
全ての画像で必ずテキスト出力できるわけではありませんが、画像に文字が写っていれば重宝するでしょう。
bingとGoogleの動画検索の違い
動画を視聴する際には、YouTubeなどの動画共有プラットフォームで動画を検索するという人が多いでしょう。
では動画で動画を検索する場合はどうでしょうか。
Googleを動画検索エンジンとして使う場合、このようなフィルタリングを活用できます。
- 動画の再生時間
- 動画アップロード期間
- 画質(特定の画質/高画質)
- 字幕の有無
- ソースとなるウェブサイトの指定
bingでは、上記のGoogleのフィルタリングに加え、動画のピクセルサイズを限定できたり、無料動画と有料動画で絞るといった検索も可能です。
bingとGoogleの予測変換の違い
パソコンやスマホで検索窓に言葉を入力すると、サジェストと呼ばれる予測変換が出てきます。
普段Googleを利用している人がbingを使うと、予測変換が多いと感じるかもしれません。
予測変換が煩わしいので削除したいと考える人がいる一方で、「文字を打つ手間が省ける」「予想外の言葉が見つかるので重宝している」という人もいるでしょう。
予測変換の選択肢をより多くしたいという方は、bingでも検索してみてはいかがでしょうか。
bingとGoogleのSEO対策の違い
bingとGoogleでの検索アルゴリズムには違いがあるとお伝えしました。
アルゴリズムに違いがあるため、bingでSEO対策をしようとするのであればGoogleと同じとはいきません。
ユーザーが求めるコンテンツを提供しつつ、メタディスクリプションの強化やSNSとの連携といった項目が重要になるでしょう。
日本ではGoogleのシェアが高いですが、bingは海外でのシェア率が高いので海外向けの記事はbingのSEO対策を強化するといいでしょう。
またbingは、初心者や高齢者といった特定のターゲット層の流入が高いのも特徴です。
Googleよりは利用者が少ないので、上位表示させやすいというメリットがあります。
bingとGoogleの翻訳機能の違い
ちょっとした外国語の意味や短い文の意味を調べたいとき、または日本語から外国語に訳したい時には、Google翻訳を利用するという人も多いでしょう。
普段使用している検索窓に打ち込むだけなので、簡単に翻訳ができます。
bingにも翻訳機能があり、Google翻訳とはこのような違いがあります。
bing | |
英語から70以上の言語に翻訳カメラ撮影翻訳に対応会話翻訳に対応アプリはオフラインで利用可 | 100以上の言語に対応webページ全体の翻訳が可能音声認識によるテキスト入力可能 |
Googleは100以上の言語に対応しているのに対し、bing対応の言語数は70と少なくなっています。
オフラインでも利用できるのはメリットですが、英語からの翻訳となりますので英語が苦手な方は不向きかもしれません。
bingの特徴
bingにはbingならではの特徴があります。
ポイント付与システムやAIについて、bingの特徴についてもチェックしておきましょう。
- bingの検索でポイントがもらえる
- BingAIチャットの特徴
bingの検索でポイントがもらえる
Googleにポイント付与システムはありませんが、bingは利用特典としてポイントが付与されるサービスがあります。
bingで検索をすると「Microsoft Rewards」というマイクロソフト社が運営するポイント制度でポイントが貯まります。
無料で利用でき、Amazonギフトカードに交換したり、Microsoft Storeで使用できます。
bingで検索する以外にも、Microsoft Edgeを利用したり、Microsoft Storeで買い物をするとポイントを貯められます。
BingAIチャットの特徴
bing の大きな特徴のひとつとして、「BingAI」があります。
bingは検索エンジンとしてシェアが伸びず苦戦していましたが、マイクロソフト社がOpenAIに出資し、一時期は話題となりました。
OpenAIは人工知能の研究・開発を行う非営利団体で、ChatGPTを公開しました。
マイクロソフト社がOpenAIに出資したため、BingAIではChatGPTの最新モデルであるGPT-4が可能となりました。
BingAIはChatGPTと同等の精度のAIチャットであるといえるでしょう。
BingAIとChatGPTの差
BingAIは検索エンジンであるbingと連携していますので、最新情報が取得できます。
ChatGPTではその情報の正確性が問われていますが、BingAIは参照元が表示されますので自分で情報源を確認できます。
ChatGPTとBingAIは同じ言語モデルのAIチャットなので、大きな違いはありません。
ただし利用回数と費用にこのような差がありますので、確認しておきましょう。
ChatGPT | ChatGPT | BingAI | |
言語モデル | GPT-3.5 | GPT-4.0 | GPT-4.0 |
料金 | 無料 | 有料 | 無料 |
メッセージ制限 | 制限なし | 25回/3時間 | 30回/1セッション 300回/1日 |
GoogleAI「Bard」とは
Googleにも「Bard」という対話AIがあります。
Googleアカウントを持っていれば無料で利用できますが、やはりまだ回答の信頼性や正確さは確認が必要であるといえます。
しかしBardの大きな特徴は、GoogleドキュメントやGmailにそのまま転送できるという点です。
ビジネスでGoogleドキュメントやGmailを利用している方には、大きな利便性があるといえるでしょう。
bingとGoogleの世界シェア
bingやGoogleといった、検索エンジンの世界シェアについても確認しておきましょう。
- bingとGoogleの世界シェア
- 日本検索エンジンシェア
bingとGoogleの世界シェア
日本だけでなく世界での検索エンジンのシェアを見ると、以下のようになっています。
検索エンジン | 世界シェア |
---|---|
91.61% | |
bing | 3.38% |
Yandex | 1.65% |
Yahoo! | 1.12% |
Baidu | 0.96% |
DuckDuckGo | 0.51% |
(参照:statcounter 世界の検索エンジン市場シェア)
世界シェアのトップはGoogleの91.61%で、次いで2位がbingとなっています。
日本検索エンジンシェア
では日本国内に限ると、検索エンジンのシェア率はどのように変わるのでしょうか。
検索エンジン | 日本シェア |
---|---|
76.41% | |
Yahoo! | 12.18% |
bing | 9.81% |
Baidu | 0.66% |
DuckDuckGo | 0.28% |
Yandex | 0.26% |
(参照:statcounter 日本における検索エンジン市場シェア)
日本国内でもGoogleが最も利用されており、シェア率は76.41%となっています。
世界シェアとは違い、日本の場合は2位がYahoo!で3位がbingです。
日本のインターネット黎明期にシェア率トップだったのがYahoo!なので、世界シェアと比較するとYahoo!のシェア率が高くなっています。
bingに広告を出すには
Googleにはリスティング広告があります。
bingにも同様に検索結果に上位表示をさせるような広告を出すシステムがあります。
Googleのシェア率が高いので、当然Googleでリスティングを出稿した方が多くの人の目に留まるでしょう。
bingはシェア率は高くないものの、その分、広告を出すライバル企業が少ないというメリットがあります。
ライバルが多ければ広告費用も高騰していきますので、bingの広告も試してみるといいかもしれません。
Microsoft Advertising(Microsoft広告)というサービスを使えば、bingに広告が出せるようになります。
使いやすい検索エンジンを
bingとGoogleにはいくつかの違いがあり、特徴が異なります。
検索エンジンとしてのアルゴリズムが異なるため、同じキーワードを検索したとしても検索結果が異なるでしょう。
SEO対策を行う上でも、検索アルゴリズムの違いは大きく影響します。
Googleはシェア率が高く、利用している人が多いですが、bingは上位表示を狙っているライバルサイトが少ないというメリットがあります。
日本ではGoogle、Yahoo!、bingという順でシェアがありますので、使いやすい検索エンジンを利用していけるといいでしょう。
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