Canvaでインスタ投稿を作るには?手順やポイント、注意点を解説

田村アキ

著者:

知ってもらう 見つけてもらう

簡単にオシャレな画像が作れる?!Canvaでインスタ投稿を作成するメリットとは

「インスタの投稿画像を作りたいけど、おすすめのツールはある?」

「デザインスキルがなくてもおしゃれな投稿画像を作りたい」

このような場合におすすめなのが、デザインツールの「Canva」です。Canvaは無料プランで利用でき、素材やテンプレートを使えるのでデザイン性のある投稿画像を簡単に作成することができます。

この記事では、Canvaでインスタ投稿を作成するメリットや手順、注意点について解説します。

Canvaでインスタ投稿を作成するメリット

Instagramの投稿画像を作るのにおすすめのツールが、Canvaです。この章では、Canvaを使う以下のメリットについて解説します。

・無料のテンプレートや素材が使える

・シンプルな操作性

・他のSNSのフォーマットにも対応

無料のテンプレートや素材が使える

Canvaのメリットは、テンプレートや素材を無料で使えるという点です。

CanvaにはFree、Pro、Teamsの3つのプランがあり、Freeプランは無料で利用できます。素材やテンプレートの一部は、Freeプランでも利用が可能です。

Canvaのテンプレートは、枠線やフォント、配置などがすでに決められています。デザインスキルがなくてもおしゃれな投稿画像を簡単に作れるという点がメリットです。

ProプランやTeamsプランでは、素材やテンプレートを無制限で使えるようになるので、さらにデザインの選択肢を増やすことができます。

シンプルな操作性

Canvaは、シンプルで分かりやすい画面でデザインを作成できるという点もメリットです。

「Instagramの投稿画像を自分で作りたいけど、デザインツールが使いこなせない」という担当者の方も多いのではないでしょうか。Canvaは直感的に操作ができるので、デザインツールに慣れていない場合でも使いやすいツールだと言えます。

他のSNSのフォーマットにも対応

Canvaで作成できるのは、Instagramの投稿画像だけではありません。TikTokやTwitter、facebookといったさまざまなSNSのフォーマットを揃えているので、各SNSに適した投稿画像を簡単に作成できます。

都度サイズ調整せずに済むので、複数のSNSを運営している場合でも画像作成の負担が減るという点がメリットです。

Canvaでインスタ投稿を作成する手順

CanvaでInstagramの投稿を作成する手順を、スクリーンショットをまじえながら解説します。

Canvaにログインして新規作成

まずはCanvaにログインします(アカウントを持っていない場合は新規登録します)。

画面右上の「デザインを作成」をクリックし、検索窓に「Instagram」と入力し「Instagramの投稿」を選択してファイルを新規作成します。

Instagram投稿の画像サイズは縦長と正方形から選べるので、どちらか希望する方を選択することが可能です。

テンプレートを選択

左側メニューの「テンプレート」より、Instagram投稿用のテンプレートを選択します。

Instagram投稿用のテンプレートの画像

テンプレートには、背景画像やフォント、テーマカラーなどが含まれており、そのまま投稿の表紙として使えます。

自社で用意した画像を使うこともできますが、「デザインに慣れていない」「おしゃれな表紙を簡単に作りたい」といった場合はテンプレートを使うのがおすすめです。

画像を挿入

自社で用意した画像を投稿に用いたい場合は、左側メニューの「アップロード」より画像をアップロードし、投稿に挿入します。

画像アップロードの画像

文字やアイコンを挿入

画像を挿入したら、説明文のテキストやアイコンを挿入して装飾します。

アイコンの画像
テンプレートの画像

(画像はPixabayより引用)

テキストと写真だけでなく、アイコンやイラストも活用することで視認性が高まり、ユーザーを引きつけやすくなります。

全体を整える

投稿画像を作成できたら全体を確認して、文字と画像のバランスや位置、色などを整えます。

ダウンロードしてインスタに投稿する

投稿画像が完成したらダウンロードして、Instagramにアップロードします。編集画面でキャプションとハッシュタグをつけて投稿します。

Canvaでインスタ投稿を作成する際のポイント

CanvaでInstagramの投稿画像を作成する際は、以下の点を押さえておくことをおすすめします。

・Canva Proで予約投稿する

・ブランドイメージを重視する

・アクションを起こしやすい投稿にする

・テキストを詰め込みすぎない

Canvaにおける画像作成のポイントだけでなく、インスタ投稿作成の基本的なポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Canva Proで予約投稿する

Canva Proでは、予約投稿の機能で投稿時間を指定し、Canvaから直接Instagramに画像をアップロードできます。

Instagramに投稿する際は、ターゲットユーザーに発見してもらいやすい時間帯に投稿することが重要です。一般的に、以下の時間帯がアクティブユーザーが増えるとされています。

・通勤、通学時間(朝の7時〜8時ごろ)

・ランチタイム、昼休憩(12時〜13時ごろ)

・ゴールデンタイム(20時〜23時)

Instagramへの投稿は、上記の時間帯で行うのがおすすめです。

また、自社アカウントのフォロワーがアクティブになっている時間帯を探すのもポイントです。Instagramのアカウントをビジネスプロファイルにすれば、インサイト機能でフォロワーがインスタにアクセスしている時間帯を把握できます。

ただし、朝の7時〜8時や夜の20時〜23時は、企業担当者にとっては投稿しにくい時間です。Instagramの予約投稿を活用することで、勤務時間外でもInstagramに投稿を行えます。Canva Proを使っている場合、Instagramと連携すればCanvaから直接予約投稿ができるので、都度ダウンロードして手間が省けます。

ブランドイメージを重視する

Instagramの投稿を作成する際は、企業のブランドイメージを重視するのがポイントです。色、フォント、デザイン、文章など、自社のイメージに合ったもので統一することでブランド力を高める効果が期待できます。

たとえば、親しみやすい企業だと感じて欲しいのに、画像や文章から固い印象を受けると、ブランドイメージに反してしまいます。「ユーザーにどんな印象を持ってもらいたいか」という点を重視して、投稿画像のデザインを決定するのがポイントです。

アクションを起こしやすい投稿にする

Instagramの投稿画像のなかに、ユーザーがアクションを起こしやすい工夫を盛り込むことも重要です。

Instagramでは、エンゲージを高めることで「発見」タブに表示されやすくなり、フォロワー獲得につながる効果が期待できます。「発見」タブへの表示は、投稿の保存率が要因の1つです。保存率を高めるには、投稿の最初もしくは最後に「保存してね」などアクションを起こす一文を入れておくことをおすすめします。

また、「プロフィールはこちら」「フォローしてね」などの一文を入れておくのもポイントです。プロフィールへのアクセス率やフォロワー転換数(フォローしてくれたユーザーの割合)が伸び、フォロワー数のさらなる増加につながります。

Instagramのフォロワー数アップのコツについては、以下の記事で詳細に解説しているので、こちらもご参照ください。

インスタ発見タブで投稿がバズる?!外部露出からフォロワーを増やす方法

Instagramのハッシュタグの付け方を徹底解説!フォロワーを増やす効果的な方法

テキストを詰め込みすぎない

投稿画像には、テキストや情報量を詰め込みすぎないのもポイントです。

すべてのユーザーが、Instagramの投稿をじっくりみているとは限りません。スキマ時間に流し見することも多いので、テキストは詰め込みすぎないようにし、画像で理解できるような投稿作りを心がけるようにしましょう。

企業の担当者がインスタ投稿を作成する際の注意点

Instagramの企業アカウントに投稿する画像を作成する際は、以下の点に注意が必要です。

・著作権、肖像権に注意する

・炎上リスクを回避する

企業担当者が覚えておくべき、上記の注意点について解説します。

著作権・肖像権に注意する

投稿画像を作成する際は、著作権や肖像権に注意が必要です。

画像やイラスト、文章などを勝手に使用すると、著作権に違反する可能性があります。自分で作成するか、著作権フリーの画像を使うのがおすすめです。Canvaに入っているテンプレートや素材は、著作権を気にせず利用できます。

また、肖像権にも注意が必要です。風景写真などを利用する際は、通行人が写り込んでいると肖像権侵害になる可能性があります。なるべく写り込まないように写真を撮るか、写り込んでしまった場合は顔をぼかすなどの工夫が必要です。ただし、被写体に許可を得ている場合は肖像権の侵害にはあたりません。

風景写真に建物や看板、キャラクターなどが写り込んでいる場合は、商標権の侵害になるかどうかも気になるところです。建物や看板の写り込みは「付随対象著作物」として、商標権の侵害にはあたりません。

参照:文化庁|いわゆる「写り込み」等に係る規定の整備について

炎上リスクを回避する

InstagramをはじめとするSNSで企業アカウントを運営したり、投稿画像を作成したりする際は、炎上リスクにも注意を払う必要があります。

・著作権や肖像権の侵害

・不適切、過激すぎる投稿(キャプションやハッシュタグも含め)

・誤爆(個人アカウントに投稿する内容を間違って企業アカウントに投稿してしまう)

上記のような投稿をしてしまうと、炎上するリスクがあります。投稿を作成したら内容や投稿文、ハッシュタグをよく確認し、炎上リスクがないかどうかチェックするのがおすすめです。

「何を投稿したら良いかわからない…」という場合は、以下の記事をご参照ください。

インスタは投稿内容が超重要!スタッフアカウントで発信すべき投稿テーマ7選

まとめ

Canvaは、無料で利用でき、素材やテンプレートで簡単に画像に装飾を施すことができるデザインツールです。InstagramをはじめさまざまなSNSの投稿フォーマットが用意されているので、サイズに合わせたキャンバスを一から用意しなくて済む点もメリットです。

Canvaでインスタ投稿画像を作成する際は、ユーザーの目を引きやすい、ぱっと見て理解しやすい画像を心がけましょう。また、著作権や肖像権への配慮も必要です。

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IT業界にて営業とカスタマーサクセスを経験し、海外製品のセールスやIT製品の導入支援などに携わりました。現在はライターとして、BtoB領域をメインに執筆しています。執筆ジャンルはITやWebマーケティング、プロジェクト管理などがあります。モットーは「複雑なことを、わかりやすく」です。

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